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ごあいさつ

ご挨拶

釧路弁護士会会長 永井哲男

 この度、釧路の会長に選任されました。よろしくお願いします。
 釧路弁護士会は、日本で一番大きな面積を有する会であり(長崎県を除く九州と同じ面積)、4つの空港と国立公園、7つのラムサール条約登録湿地、2つの原生自然環境保全地域(遠音別岳、十勝勝源流部)、そして1つの世界自然遺産を擁する豊かな自然に恵まれたところです。

 当会の特徴は、人口的にも、事件的にも一極集中型ではなく、地方分散型であります。
 弁護士(会員)は、釧路市23名、帯広市18名、北見市9名、網走市2名、根室市・中標津町2名、計54名を擁します。03年に作成した地域司法計画の弁護士数は、一応達成していますが、十分に充足しているとは言えない状況です。

 いよいよ、本年から、裁判員裁判や、被疑者国選弁護の拡大が始まります。
 日本一広い管轄面積のなか、釧路本庁でしか裁判員裁判が行われないことは、裁判員にも、弁護人にも、様々な問題を惹起することとなります。
 これまで、実施に向け研修等を重ねてきたところですが、実施にあたり、法テラスとも連携をとりつつ、裁判員制度のスムーズな船出を計るべく、会として、できるだけのサポートをしたいと考えております。裁判員裁判ばかりでなく、刑事裁判における弁護人の役割は、「疑わしきは被告人の利益に」の原則を貫徹させることでありますが、その実現に尽力します。
 また、被疑者弁護、当番弁護の充実・迅速な対応についても、取り組んでいく所存です。

 さて、当会は、全員参加・全員野球の釧路弁護士会として、名を馳せており、法律相談、人権擁護活動、消費者保護活動、高齢者支援、その他の弁護士会業務について、会員の意識は高く、参加率は高いものがあります。本年も、この良き伝統絶やさず、さらに発展させていきたいと考えております。

 弁護士に対する市民・住民の期待は、真摯なものがあり、益々大きくなっていると感じております。市民の皆さんのニーズに的確に対応し、個々の人権を擁護し、そして社会正義を実現するため、本年も努力する所存です。
 1年間よろしくお願い申し上げます。