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珈琲豆屋のマメ知識

美味しい
コーヒーの淹れ方

ご家庭ですぐできる美味しいコーヒーの淹れ方をお伝えしますね。
ポイントを押さえると、簡単に美味しいコーヒーが淹れられますよ。
ポイントは2つ、 お湯の温度を低くする。お湯を注ぐ時、円を小さくする。


※画像はクリックすると拡大表示されます。


コーヒー3杯分の淹れ方(1杯120cc)で計算しています。
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珈琲豆35g(メジヤースプーンで、平に3杯半)
使うお湯は390cc
出来上がり360cc
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ドリッパーに珈琲豆を入れます。
沸騰したお湯を火からおろしそのお湯をドリップポットヘ、温度計があれば良いのですが、85℃ぐらいにしたいですね。

ポイント01 お湯の温度を調整する

お湯の温度を低くするとコーヒーの味がマイルドになります。
1投目(蒸らし) お湯30cc
珈琲豆の中心に5円玉ほどの小さな円を描くつもりで。
ドリッパーの中心は高さが深く一番珈琲豆が多い、ドリッパーの外側は豆が少ないので円を大きくしすぎると見た目にはまんべんなくお湯が珈琲豆にかかっているように見えますが実は、ドリッパーへお湯をかけていることになり味が薄くなる原因になります。

ポイント02 注ぐお湯は小さな円を描くように
豆は膨らんでいますか?
この状態が蒸らし、珈琲豆の味を出す準備状態です。豆が一番大きく膨らんだ瞬間が、2投目のタイミングです。
なぜなら、珈琲豆がお湯を吸収しきった状態、味が一番出やすい状態だからです。
A2投目 お湯200cc
珈琲豆の中心に5円玉ほどの小さな円を描くつもりで。
たっぷりのお湯で味を出し切るように。
ポットに人数分のメモリが付いていますよね。
2杯分のメモリまでが目安です。
B3投目 お湯80cc
2投目に入れたお湯が切れる寸前が3投目のタイミングです。
味を伸ばす気持ちで、円は小さく、小さく。
C4投目 お湯80cc
3投目のお湯が切れる寸前に4投目を注ぎます。
円は小さく、小さく。
最後はポットのメモリ3杯まで来たら、ドリッパーを外して出来上がりです。